さんさんコンソ東日本大震災復興プロジェクト
震災復興に向けて
さんさんコンソでは、東北地域の大学(岩手大学や東北大学等)との連携により、東日本大震災からの復興へ向けて、早急に取り組むべき課題を抽出し、
提言書の形で提出する予定です。
その目的は以下の通りです。
・現地での被災者の方々が一日もはやく生活の基盤を取り戻すこと
・被災地での長期の大型雇用創出を探ること
幾つかの提案を行いつつ、皆様方のご指摘やコメントを頂きつつ進めたく思っております。
【現在の提案事項】
1)推定600万トンの崩壊家屋や流木が発生しているとのことです。これを選別した上で、チップ化し、一部を住宅建設資材として、一部をバイオマス燃料として活用します。
2)土壌汚染の修復事業では、長期の取り組みが必要です。その際に、例えばファイトレメディエーションを用いるなどの手法で、被災した農業・畜産業従事者の雇用と復興を両立できないか。
3)木質系(将来は森林系)バイオマスを活用する高効率発電事業の実証プラントを、まずは東北地域で複数個所立ち上げ、我が国の恒久的な林業活性化の基礎を作る。
◆施設名をクリックすると、各施設のホームページへ移動します。◆
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岩手大学との提言書提出_平成23年5月25日
5月25日(水)に、岩手大学・藤井学長と、さんさんコンソ代表理事の岡山大学・森田学長の連名による震災復興のための提言書が岩手県・達増知事へ提出されました。
提言書では、
・被災者の方々に一日も早く「日常」を取り戻して頂くために、衣食職住の充実、特に「職」の確保を最優先で取り組んで欲しいこと。
・希望ある未来へ向けての生産拠点となる「沿岸」「農地」の修復に取り組むべきこと。
・直面する国内エネルギー問題へ向け、東北地域に適した再生可能可能エネルギーとして「森林系バイオマス」活用すること
を記載しました。
「提言書」はこちら
「提言の背景と目的」はこちら
6.1_日刊建設産業新聞紹介記事はこちら
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連携する全体組織のモデル化とTotal評価手法の確立
★地球温暖化への貢献検討
本 PJを、一連のバイオマス利活用システムと捉え、廃材の収集、運搬集荷、前処理加工、燃料製造、運搬配送、発電などの高効率利用などの要素から成るシステム設計を行い、各要素におけるCO2収支とエネルギー創出を併せて算出評価する。
★経済的成立性の解明
経 済性に関わる複数のパラメータの相互関係を明確に
した後に、支配パラメータの選別、感度解析を行い、適正利益を最大するための条件範囲を、最適化 手法を取り入れて明らかにする。
★国、 地方公共団体にて決定すべき事項の検討
中間処置段階の事業規模や雇用、必要投資額などの検討が不可欠。その際、「廃棄物処理価格」や「製品のユーザの受け入れ価格」などを仮定した上で、長期にわたる事業継続性の観点から、バイオマス活用への支援措置(買取価格への支援など)を含む提言が不可欠となる。
★その他
サプライチェーンの構築における利害関係者(ステークホルダー)の洗い出しを行い、関係省庁、自治体、各種機材メーカ、廃棄物系処理事業者、NPO等市民団体、バイオマス燃料ユーザ、中立の有識者集団などの関与すべき分野を明確化することが必要。
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「太平洋・瀬戸内海・日本海縦断技術士会in岡山」にて_平成23年9月17日
事務局長:渡邊が、9月17日(土)倉敷市児島産業振興センターでの、岡山県技術士会主催「平成23年度太平洋・瀬戸内海・日本海縦断技術士会in岡山」に参加し、「震災復興PJ活動」を紹介しましたので報告します。
>当日発表資料
会議の基本テーマは「持続可能な社会づくりに向けた取り組み」で、中四国5県(島根・鳥取・岡山・香川・高知)から、約80名の技術士さんが参加した大規模な会議です。
さんさんコンソでは、自然共生型のエネルギーインフラを取り巻く環境が、大震災以降大きく変化したことから、震災復興支援PJとして被災地における「森林系バイオマス活用による電力・熱供給システム」、「中小水力発電」を提案中です。会議では、自然共生型エネルギーインフラの有効性や採算性を紹介すると共に、許認可に関わる省庁、県、市町村などが一体となって取り組むことの重要性についても申し上げました。
また、「経産省による省エネルギー設備導入の支援制度」の仕組みを紹介し、技術士業務での活用メリットについても紹介しました。
一方5県の技術士会からの発表では、その内容が地域や環境全体を考慮した上で全体最適化を目指す考え方に強い印象を受けました。このことは、昨今の大学等の研究者が忘れがちな点です。専門の研究に没頭するあまり、地域や社会の構造や長期的な動向を無視してしまう傾向があります。
3.11以降、地域や社会構造が変革せざるを得ない状況になっています。生活環境の問題やエネルギー問題は特に深刻です。長期的な視点から、我が国の進む道は何となく理解されつつあります。
今、被災地を対象とした地域再生のための全体構想と、それを形成する具体的な個別PJの提案が求められています。これには、被災地とその周辺状況を理解することが不可欠ですが、その上で、なによりも被災者が活力を取り戻せる明日を 描き出す「絵」が必要です。その為には、経験豊富な技術士さん集団の「直感的なコメント」が有効と感じました。
会議では、震災復興都市のイメージ作りの場面で、東北地域を含む広域的な技術士連携による支援活動についても提案が出されました。さんさんコンソとしても新たな企画として、検討に値すると考えた次第です。
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